2025年3月8日に開催する「森と算盤」特別講演会に先立ち、2月22日(土)に渋沢寿一氏の著書「森と算盤」の読書会を開催しました。

今回はABD認定ファシリテーターの佐々木一誠さんを進行役として、奥さまである佐々木まみさんをサポーターとしてお招きし、ABDという手法を用いて読書会を開催しました。
そもそもABDとは…?
あまり聞きなじみがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ABDとは「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」のこと。
1冊の本をいくつかに分担して読み、まとめたものを共有します。そして参加者同士で対話をすることで、出てきた思いや問いを深めていく読書法です。

まずは自己紹介から。参加者同士笑顔も見られ、和やかな雰囲気でスタートしました。
ABDについて一誠さんからの簡単な説明の後、いよいよ読書の時間に。
それぞれに配付された「森と算盤」をみて、ドキドキとワクワクが入り混じります。
40分程度の決められた時間の中で、自身の担当箇所を読み、他の参加者に伝わるよう紙にまとめます。
皆さん集中されており、紙をめくる音や文字を書く音だけが響きました。

読書が終わり、発表の時間に。2分という短い時間で、著者になりきって発表します。
参加者それぞれでまとめ方も異なり、個性が光る発表の時間となりました。
発表後のグループワークでは、「森と算盤」に関する率直な思いや問いなどを共有し、3月8日に繋がるような話し合いの場となりました。

参加者が作成したまとめをすべて掲示すると圧巻でした!
(3月8日までは、みんくる館内に掲示していますので、来館された際はぜひご覧ください。)

ABDでは、発言者がトーキングオブジェクトとして、その会で決められたものを持ちながら発言します。
今回は「森と算盤」にちなんで、まみさんが松ぼっくりと算盤を用意してくださいました!
参加者からは、
・今回の講座を通してABDの楽しさを知った
・3月8日の「森と算盤」講演会に向けてさらに問いが深まった
・久留米市で自分ができることは何か模索するきっかけになった
などの感想が寄せらせました。
3月8日(土)16:00-18:00の特別講演会「森と算盤」がますます楽しみになりました。
(文責:みんくるスタッフ)