/【実施レポート】11/4 地域コーディネーターのこれからの話を -MINKURU COLLEGE 03-

【実施レポート】11/4 地域コーディネーターのこれからの話を -MINKURU COLLEGE 03-

~地域コーディネーターのこれからの話を~

11/4(日)みんくるにて、地域コーディネーターとして活躍されている合同会社Roof共同代表、佐伯亮太さんをゲストにお招きし、福岡市NPO・ボランティアセンターあすみんの中村善輝さん、 秋山翔太朗さんを交えてトークセッションを開催いたしました。

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各地域で「コーディネーター」と呼ばれる人たちの仕事や役割、今後についての熱いトークで盛り上がりました。

佐伯さんは大学・大学院時代に学んだ建築やまちづくりの知識を活かし、学生時代からまちに関する様々な活動を行なわれています。また2016年にまちづくりシンクタンク合同会社Roofを設立され、2020年には播磨町まちづくりアドバイザーに就任される等、多方面で地域コーディネーターとして活躍されています。

佐伯さんは大学時代、シャッターが閉まった商店街を見て「建物が100年持っても、まちが100年もたない」と感じたそう。まちづくりには「やりたい!」「おもしろい!」を集めていくことが誰かの困りごとを解決するかも、という思いも大切にされているとのことでした。その一つが兵庫県尼崎市で制作されたカードゲームよりインスピレーションを受けて、まちのお宝を使ってまちの課題解決を図っていく播磨町版のカードゲーム「ハリマ トゥ ザ フューチャー」の作成。また地元民だからこそ共感できるフリーペーパー「ニュー・ハリマ」も作成されたそう。次号の発行を楽しみにされている町民の方も少なくないのだとか。

「壮大な身内ノリ」をどこまでできるかが重要と話す佐伯さん。中村さん、秋山さんをはじめ、参加者の皆さんも大きく頷かれており、子どもから高齢者まで皆が楽しめる地域づくりを目指すなかで、久留米にも通じる重要なまちづくりの要素の一つだと感じました。

新たな世代にまちづくりのバトンを繋いだり、まちのスーパーおじちゃん、スーパーおばあちゃん同士を繋いだりすることも大事なのだと改めて気づくことができた今回のトークセッション。地域の方々や、資源はその地域にとって宝物であり、どう活かしていくかは私たち市民一人ひとりなのかも知れません。

(文責:みんくるスタッフ)

市民活動・NPO・地域コミュニティ・ソーシャルビジネスによる「協働のまちづくり」のために、2005年に誕生した公設民営のサポートセンターです。2020年からのコロナ禍をきっかけに、非営利活動組織や中間支援組織等へのハイブリッド配信支援事業にも取り組んでいます。 多様な協働のカタチを活かしながら、社会的な課題解決に取り組む「非営利公益活動」の拠点として、また、Beyond コロナにむけた「ソーシャル・チャレンジ」の拠点として、どうぞご活用ください。